電子申請、郵送、代理人による申請について改正がありました。当サイトの記述は順次改訂していきます。
教育訓練給付金支給要件照会票の書き方、記入例 _ pr
給付金の受給資格

教育訓練給付金支給要件照会票の書き方、記入例

支給要件を満たしているかを事前に確認するにはハローワークに教育訓練給付金支給要件照会票を提出して調べてもらいます。光学式文字読取装置(OCR)で直接読取を行いますので明瞭に記入します。

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1.支給要件照会票

支給申請書とは用紙が異なるので注意!

支給要件照会とは、教育訓練を受講する前に、教育訓練給付金の受給資格があるかどうか、受講を希望する教育訓練が厚生労働大臣の指定を受けているかどうかを、ハローワークに、事前に確認することをいいます。支給要件照会をするには、ハローワークに教育訓練給付金支給要件照会票を提出します。

支給要件照会と支給申請は全く別物です。様式もそれぞれ異なります。

ダウンロード

「教育訓練給付金支給要件照会票」の用紙は、ハローワークの窓口でもらえますが、こちらでダウンロードすることもできます。

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2.支給要件照会票の記入と間違えた場合の訂正について

用紙は丁寧に取り扱うこと

支給要件照会票は、全国のハローワークをオンラインで結ぶ「ハローワークシステム」により、その内容をそのまま光学式文字読み取り装置(OCR)で直接読取を行います。用紙を汚したり、折り曲げたり、ホチキスでとめたり、とじ穴をあけたりしてはいけません。用紙の角を折り曲げるのも禁止です。

注:OCRやOMRで読み取る用紙は、クリアファイルや書類ケース等に入れて保管しましょう。

特に、四角□□□で表示された枠に記入する文字はOCRで読取を行いますので、記入枠からはみ出さないように大きめの文字により明瞭・丁寧に記入します。

記入方法、間違えた場合の訂正

提出する書類はすべて黒のボールペンまたは万年筆で記入します。

間違えたときは、訂正箇所を二重線で消し、自筆による署名(手書きで訂正箇所の近くにフルネームを書く)をすることによって訂正してください。

注:厚生労働省の「雇用保険事務手続きの手引き」には、「雇用保険の各種届出書類は、機械(OCR)に直接読み取らせて処理を行いますので、□□□□の記入枠の部分は、鉛筆(HB程度)を使用してください。」と記載されていますが、失業給付・教育訓練給付関連の提出書類はすべて黒のボールペンまたは万年筆を使用します。

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3.支給要件照会票の書き方

1欄「被保険者番号」

1欄「被保険者番号」は、雇用保険の被保険者番号です。雇用保険被保険者証(または雇用保険受給資格者証)に記載されている被保険者番号を記入します。右詰めで記入し、マスが余る場合は空欄にしてください。

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なお、被保険者番号が16桁(2段/上6桁・下10桁)で記載されている場合は、下段の10桁だけを左詰めで記入します。10桁のうち、最初の4桁を最初の欄に、残りの6桁を「-」に続く真ん中の欄に記入し、最後の欄は空欄とします。

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2欄「姓」3欄「名」

2欄「姓」3欄「名」は、氏名を、漢字、カタカナ、ひらがなにより左詰めで楷書で明瞭に記入します。

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4欄「フリガナ」

4欄「フリガナ」は、カタカナで記入し、姓名の間に1文字分の空白欄を空けて左詰めで記入します。

フリガナに濁点または半濁点がある場合は、濁点・半濁点を1文字として記入します。また、「ヰ」「ヱ」を使用せず、それぞれ「イ」「エ」とします。

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5欄「生年月日」

5欄「生年月日」の元号コードの欄には、大正であれば「2」、昭和であれば「3」、平成であれば「4」、令和であれば「5」の番号を記入します。

元号コード

  • 大正生まれであれば「2」
  • 昭和生まれであれば「3」
  • 平成生まれであれば「4」
  • 令和生まれであれば「5」

年月日は西暦ではなく和暦で記入し、1桁の場合は10の位の部分に0を付加して2桁にして記入します。年月日で6桁になります。

例えば、昭和60年12月3日の場合は「3-601203」、平成30年4月1日の場合は「4-300401」、令和3年4月1日の場合は「5-030401」となります。

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6欄「指定番号」、教育訓練施設の名称、教育訓練講座名

6欄「指定番号」とは、厚生労働大臣指定教育訓練の指定番号です。

どの教育訓練を受講するかをまだ決めていない場合や、特定の教育訓練に関係なく単に支給要件を満たすかどうかを照会したい場合は、6欄「指定番号」、教育訓練施設の名称、教育訓練講座名の欄は空欄で良いです。

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6欄「指定番号」、教育訓練施設の名称、教育訓練講座名の欄は、受講する予定の教育訓練が分かっている場合(教育訓練施設から指示されている場合など)や、当該教育訓練が受講開始日(予定日)現在で教育訓練給付制度の厚生労働大臣の指定を受けているかどうかについて照会する場合に記入します。

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指定番号は、厚生労働省の教育訓練講座検索システムで調べることもできます。

なお、6欄に指定番号が記入されていた場合、その指定番号の教育訓練講座が一般教育訓練か専門実践教育訓練か判別し、その教育訓練についての受給資格の有無を回答します。

7欄「受講開始(予定)年月日」

7欄「受講開始(予定)年月日」は教育訓練給付金の基準日なので非常に重要です。将来の日付を記入する場合は1年6か月以内の日付を記入します。

元号コードの欄には令和であれば「」の番号を記入します。年月日は西暦ではなく和暦で記入し、1桁の場合は10の位の部分に0を付加して2桁にして記入します。年月日で6桁になります。例えば、令和3年4月1日の場合は「5-030401」となります。

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8欄「訓練の種別」

一般教育訓練または特定一般教育訓練の場合は「1」、専門実践教育訓練の場合は「2」と記入します。なお、6欄に指定番号が記入されていた場合、その指定番号の教育訓練講座の種類を判別して回答するので8欄を記入しなくてもよいです。

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9欄「郵便番号」

9欄「郵便番号」は、郵便番号を記入します。

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10欄「住所」

10欄「住所」は、漢字、カタカナ、平仮名または英数字(英字については大文字とする)で明瞭に記入します。

1行目には、都道府県名は記入せず、特別区名、市町村名、郡名とそれに続く町村名を記入します(丁目や番地の前まで)。
2行目には、丁目・番地のみを記入します。
3行目には、アパート名またはマンション名、棟番号、部屋番号などがある場合に記入します。

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電話番号、署名

電話番号は、平日昼間に連絡の取りやすい電話番号を記入します。照会年月日と照会者氏名を記入します。照会年月日はハローワークに出頭する日です。なお、押印は不要です。

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この下の「備考」「決裁欄」「※処理欄」は記入してはいけません。

4.委任状の文例

代理人による照会の場合は委任状が必要です。委任状の文例は次の通りです。

委任状

私は、(代理人住所)に住む(代理人氏名)を代理人に定めて、(本人住居所管轄安定所)に教育訓練給付金支給要件照会票及び確認書類を提出することを委任します。

(本人住居所)
(本人氏名押印)
(委任の年月日)

5.補足説明

押印廃止

押印を求める手続の見直し等のための厚生労働省関係省令の一部を改正する省令(令和2年厚生労働省令第208号)が、2020年(令和2年)12月25日に施行されたのに伴い、支給要件照会票の押印が廃止されました。